ムカエルのデリー便り

ジオポタ・インド支部始動! -- インド支部長としてデリーに赴任したムカエルがお伝えする、インド情報。

2016年2月20日土曜日

趣味の写真

デリー便りの内容にふさわしいかどうかと思いますが、GEOポタのMLで写真の事が話題になっていたので、私の趣味の写真の事をちょっと書いてみたいと思います。写真を趣味として撮る様になったのはFacebookを始めたのがきっかけでした。当初は適当に撮った写真をアップしていたのですが、とても素敵な写真をアップしている人が沢山居て自分も少しはましな写真を載せたいと思ったのがきっかけです。たまたま青空市場で安いデジタル一眼レフがあったのでそれを試しに購入し、あれやこれやと試しながら段々と趣味の領域になってきました。自分の気に入った写真は読売新聞のデジタル版「読売プレミアム」の「デジカメ上達術」と言うコーナーに投稿しているのですが、今まで10回以上掲載してもらったので、その投稿写真をご紹介したいと思います。(このブログに載せた写真も沢山あります(^_^;A)

「残波岬の夕日」(2014年12月11日掲載)
2014年秋に沖縄旅行に行った時に撮影しました。夕日が沈みかけている所に丁度貨物船が向かって来たので、夕日と重なるタイミングを狙って撮影したものです。





「思い出」(2015年1月22日掲載)
いつもより早くウォーキングに出掛けた時に、近所の閉店したスーパーの店先に公衆電話が有るのを今更ながら発見。携帯電話が普及した現代でも使う人が居るのでしょうか?寂しげな明かりがポツンとついていて、ノスタルジックな趣きに惹かれてシャッターを切りました。









「シルエット」(2015年2月5日掲載)
外出する時はいつもカメラを持ち歩いています。この日は仕事中に夕日の見事な茜色が窓から差し込んできたので、仕事を中断してカメラを持って社屋の屋上に上がってこの写真を撮りました。普段は絞り優先オートで撮影していますが、この時は自分で設定している余裕が無かったのでプログラムオートで撮りました。
「奥多摩の紅葉」2015年2月5日掲載)
奥多摩にオートバイでツーリングに行った時に撮りました。たくさん紅葉している中から、絵になりそうなシーンを望遠を使って切り取ってみました。





「ハイタッチ」(2015年4月2日掲載)
池袋のサンシャイン水族館での一コマです。ラッコの餌やりの時のパフォーマンスなのですが、飼育係の方の素敵な笑顔とラッコの可愛らしい仕草のコンビネーションが何とも微笑ましくて撮りました。アクリル板越しの撮影なので鮮明さが欠けてしまいました。

「朝焼けのスカイツリー」(2015年4月16日掲載)
お正月の初日の出は曇りで日の出を撮れなかったので、翌日の2日に再度日の出を撮りに地元の橋の上から撮影しました。朝焼けに染まったスカイツリーが印象的だなぁと思っていた所に、鳥が3羽編隊を組んで通りかかったので思わずシャッターを切りました。望遠の倍率が低かったのでトリミングしてあります。
「インドの母と子」(2015年8月27日掲載)
4月からインド駐在となり、デリー近郊に単身赴任しています。先日、デリー近郊の世界遺産「クトゥブ・ミーラール」を見学に行った際に撮影しました。背景の緑にお母さんの赤のショールが映えてとても印象に残る姿でした。











「グッドモーニング、インディア!」(2015年10月8日掲載)
普段はほとんど青空を見る事が出来ないデリー。今はモンスーンの季節なのですが、雨期の合間に時折抜けるような青空を見せてくれる事があります。写真は朝のウォーキングの際のワンショット。ズーム機能の付いていないコンデジで撮ったので、老眼と戦いながら何とかこの構図に収めました。







「フマユーン廟の人影」(2015年10月22日掲載)
世界遺産のフマユーン廟を訪れた時の1枚です。廟の入り口にあたる大きな門を廟から眺めた構図です。門の2階に人が通るのを待ってシャッターを切りました。あまり人が通らず、また通り過ぎる時は一瞬の事なので、ファインダーから目を離さずじっと粘ってやっと撮る事が出来ました。
「ウィケット」(2015年11月5日掲載)
インドの人気スポーツと言えばクリケット。ウィケットは、野球に例えるとクリケットのホームベースのようなものです。社内スポーツ大会での一コマを切りとりました。



「クトゥブミナールで遊ぶ少女」(2015年12月3日掲載)
デリー近郊にある世界遺産クトゥブミナール(Qutb Minar)に撮影に行った時、高台で遊ぶ少女が居たので夕日を背景に逆光で切り絵のように撮ってみました。もう少し構図を工夫したかったのですが、少女がすぐに向こうに行ってしまって撮り直しは出来ませんでした。
「平湯大滝の紅葉」(2015年12月17日掲載)
10月に一時帰国した際に飛騨高山方面を旅行しました。その際に立ち寄った平湯大滝で、インドでは味わえない紅葉を切り取ってみました。インドに持ち帰る為に購入した500mmのズームでの撮影です。


「過積載」(2015年2月11日掲載)
インドでは、自転車が人をはじめとしてあらゆる物の運搬手段として広く使われています。そんな姿を写したいと思って歩道で待ち構えていたところ、この自転車が通りかかってすかさずパチリ。大小様々な荷物を運ぶ自転車が通りかかりましたが、この自転車はあらゆる意味で横綱級でした。



これからも色々と撮っていきたいなぁと思っています。ではでは。

2016年2月8日月曜日

ケララランチ

趣味のアマチュア無線。インドでもしっかりやってます。アマチュア無線をやるにはその国の免許が必要なのですが、インドでのライセンスを取るのにSreeさんと言うインド人アマチュア無線家の方に大変お世話になりました。そのSreeさんはケララ州のコチ(コーチン)の出身なのですが、彼から「ケララ州のランチを食べにおいで」と誘って頂いたのでお御馳走になってきました。


Sreeさんのお宅はデリーの中心コンノートプレースの北側にあります。そこに向かう途中で発見。「SLOW HORN」って何?慌てて撮ったのでピンボケになってしまいました。
Sreeのお宅に着いたら早速無線機を拝見。ダイニングルームの片隅が無線室になっていました。無線機をお借りして電波を出してみたら日本と交信する事が出来てちょっとビックリ(^_^)
左からSreeさん、Sunilさん、私。さてさて、お食事の始まりです。奥さんが腕によりをかけてそれはそれは沢山の料理を作って下さいました。食べきれなくってごめんなさい<(_ _)>



見た目はもの凄く辛そうですが、意外とそれ程でもありません。お味はどちらかと言うとさっぱり系。ケララは高温多湿の州なのでそう言う味付けなのかも知れません。正直デリーで食べるカレーの方がコクが有って私好みではありました。

Sreeさんとかいがいしく給仕をしてくれたSreeさんの奥さん。「シホさん」と言う名前らしい。今度「志保」って漢字を教えてあげようかな?
SunilさんSreeさんと同郷のケララ州出身のアマチュア無線家。セカンドディッシュ(?)はバナナの葉っぱに料理を載せて頂きました。お二人ともお国柄、右手の指先でつまんで食事をされます。こうしないと食べた気がしないんだとか。でも私にはスプーンやフォークを貸して下さいました。
最後に全員揃って記念撮影。息子さんのアポ君(日本風に言うと中学2年生)が撮ってくれました。

今度はアポ君を入れてSreeさん一家とパチリ。Sunilさん、写真はちょっとヘタクソです(^_^;A

Sreeさん一家の住むアパート。ちょっとごちゃごちゃした感じがなんとも庶民的。屋上に無線のアンテナが建っています。


お御馳走になった上にお土産まで頂いてしまいました。ケララ風ポテトチップスと何とモールス符号用の電鍵。大切にします。ちなみに私がお土産で持って行った柿の種も大好評でした\(^o^)/
インド人の舌に柿の種は結構合うらしいです。但し卵や肉のエキスが入っているので相手がベジタリアンの場合はNGですよ〜。

歓待してくれたSreeさんご一家に感謝!!!
ではでは。

2016年2月7日日曜日

デリーの階段井戸巡り

インドには数多くの階段井戸が残されています。その中でもラーニキ・ヴァブ(グジャラート州にある世界遺産の階段井戸)やチャンド・バオリ(ラジャスターン州にある幾何学模様が美しい階段井戸)はかなり見応えのあるものらしいのですが、取り敢えず手短かな所を探してみたらデリーに階段井戸がいくつかあるのを発見。今回はそのうちのを2つ、デリー中心部の「アグラセンの階段井戸」とデリーの南西部にある「ラジョンの階段井戸」を巡ってきました。


アグラセンの階段井戸(Ugrasen Ki Baoli)の門。デリーの中心地「コンノートプレース」からほど近い街中の路地裏にあります。かなり分かりづらい場所ですが、iPadのGoogle Mapで「Ugrasen Ki Baoli」で検索したら一発で分かりました。







階段井戸への入り口です。この入り口をくぐると次の写真の光景に出会います。










アグラセンの階段井戸の全景。高層ビルとの対比が何とも面白い。観光客はそれほど多くなく、地元の若者たちがグループで沢山遊びに来ていました。












階段をず〜と下って振り返った図。かなりの高低差があります。この段差を登って水を運んだのでしょうけど、かなりの重労働です(^_^;A












階段を下り切って中に入って上を見上げた図。写真の右が階段側です。天井がドーム状になっていて無数のコウモリとおぼしきものが飛び交っていました。上から落ちて来た水滴はコウモリのおしっこ?






ドームのある所から更にひと一人やっとくぐれる様な通路を抜けると丸い形に掘られた井戸の本体があります。今は水は全くありません。上を見上げると空がのぞいていました。通路から井戸の底までは2~3メートルの落差があり、間違って足を踏み外したら一生井戸暮らしになってしまうので早々に退散。










アグラセンの階段井戸の前で自撮りです(^_^) 最近日中は20℃位まで気温が上がるので快適です。













続いて次の目的地、ラジョンの階段井戸(Rajon Ki Baoli)へ。ラジョンの階段井戸は世界遺産クトゥブミーナールからほど近い、コテコテのインドの下町に隣接する公園の中にあります。目印となるのが写真のBhool Bhulaiya(←なんて発音するのか分かりません(^_^;A)どうもお墓の遺跡の様ですね。



Bhool Bhulaiyaからは道が狭くて車では行けません。Bhool Bhulaiya近くに車を置いて徒歩で行きます。かなりコテコテな雰囲気で、女性の一人歩きはお勧め出来ない感じです。








車を置いた場所から徒歩5分程ラジョンの階段井戸(Rajon Ki Baoli)に到着。





正面からの図。かなりはずれた場所にあるので、それ程人は居ませんでした。





斜め上から見た図。水の色が何とも臭いそうなので下には下りませんでした(^_^;A








階段井戸の反対側にはこれまたお墓と思われる遺跡が有りました。





公園の中で遭遇したブタさん。ごく普通の光景です。






お決まりの自撮り@ラジョンの階段井戸









ではでは。

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